ビジネスパーソンなら「仕事ができる人」になりたいですよね。
しかし現実は…
- 上司や先輩によく注意される
- 自分だけ大きな仕事を任せてもらえない
- ちゃんと仕事をしていても評価されない・結果が出ない
このように自分は仕事ができないと感じ、悩んでいる人は少なくありません。ビジネスにおいて「仕事のできない人」とはどんな特徴があるのでしょうか。
また「仕事ができる人」にも特徴があるのです。仕事ができる人も最初から完璧だったわけではありません。日々の習慣や努力を積み重ねた結果なのです。
ではどうすれば、会社で期待されるような仕事ができる人になれるのでしょうか?仕事ができる人の習慣や心構え、仕事への取り組み方について詳しく解説します。
仕事ができる人の基準とは
仕事が出来る人とはどのような人を指すのでしょうか?最もわかりやすいのは、業務目標を達成し続けていることです。いわゆる「仕事ができる風」の人との違いは目標を達成しているかどうかです。
意識が高くて豊富な知識を持っている人でも、結果を出せなければ「仕事が出来る人」とはいえません。ビジネスには「利益を出す」という明確な目的がある以上、「仕事が出来る人」とは「結果を出せる人」です。
せっかく目標を達成しても、あなたの活躍が上司や同僚の目に留まらなければ、「仕事が出来る」という正当な評価を受けることはありません。
仕事が出来る人とは、成果を上げているだけでなく、充分なコミュニケーション能力を持ち良好な人間関係を築いている人なのです。
仕事ができない人の特徴
仕事ができない人の特徴とはどういうものがあるのか。
解説してご紹介します。
指示がないと動けない
言われたことしかできず、指示をされるまでは自分からは動けない・動かない、自分がすべき仕事ができない指示待ち人間です。
なにをどうしたらいいのかわからないのもありますが、勝手に動いたときに自分で責任を取りたくないので、誰かの指示で動けば「言われた通りにしただけです」と責任を他人のせいにできるからです。
新人の頃は自分勝手に動くよりも、しっかりと言われた仕事をこなすほうが良い場合もあります。ある程度仕事を覚えたら、いつまでも指示待ち人間では進歩がありません。
周りの人たちから「指示がなくても、これぐらい自分から動いてほしい」と思われてしまうのです。
自分のミスを他人や状況のせいにする
ミスをして指摘された時に、自分以外の何かのせいだと思ってしまう人です。
自分は悪くない、自分は正しいと思い、反省をしない人やミスを受け入れられない人に多いのです。
「間違えやすいポイントを事前に教えてくれなかった」、「忙しいのに仕事を振ってきた」、「誰だってやっているミス」といったように、ミスを自分ごととして受け取らず、「でも…」「だって…」といった言葉を繰り返す傾向があります。
また、自分が低い評価を受けた時に、「自分はこんなに頑張っているのに、評価してくれないのはおかしい」と不満を募らせ、それが普段の態度に表われて評価も低くなるという悪循環におちいりがちです。
「ホウレンソウ」ができない
「報告・連絡・相談(ホウレンソウ)」ができないのも、仕事ができない人の特徴です。
自己判断してしまい「伝えなくていいことだ」と勝手に思い込んでしまうのも原因の一つです。
特に、自分がミスをして取引先を怒らせてしまうなどトラブルが発生しマイナスな状況になった時、ホウレンソウを怠る傾向があります。
ホウレンソウが遅くなるほど、事態がさらに悪化してしまうので、気をつけましょう。
何度も同じミスを繰り返してしまう
同じミスを繰り返し、同僚や先輩、上司に何度も同じ指摘を受けてしまう人。
初めての職場で多くの仕事を覚えなければならない新人には多く見られますが、半年、1年以上たっても全く改善されないようでは問題です。
小さなミスなら、まだ周りがフォローできますが、大きなミスになってしまうと取り返しのつかないケースもあります。
ミスができない責任の大きな仕事を任せてもらえなくなってしまいます。
「できない」と言えず、仕事を安請け合いしてしまう
いくつも仕事を抱えているにも関わらず、人から仕事を頼まれると断れないのも、仕事ができない人の特徴のひとつです。
自己管理ができない人や周りや勢いなどに流されやすいと先のことを考えずに軽い気持ちで安請け合いしてしまうのです。
困っている同僚を助けてあげたい気持ちから能力以上の仕事を引き受けてしまうケースもありますが、他の仕事を片付けるのが精一杯で引き受けた仕事が納期に間に合わないという事態になってしまいます。
自分の許容範囲やスケジュール配分を考えず、「なんとかなるだろう」という気持ちでいると、中途半端な仕事になり、結果的に相手に迷惑をかけてしまいます。
スケジュール管理が苦手で、仕事の期限を守れない
スケジュール管理ができないと、仕事が遅れる原因になります。
スケジュール管理ができない理由には、手帳などをうまく使いこなせない、手帳に書いても頻繁に見返さないことなどが挙げられます。
仕事の進捗やスケジュールは刻一刻と変わるものなので、もし変更になった場合はどうしたらいいのかわからずパニックになってしまうかもしれません。
残業が多くなったり、締め切り直前になって仕事が終わっていないことが発覚し、周りが慌ててフォローすることになり迷惑をかけてしまいます。
仕事ができる人の特徴
具体的に、仕事ができる人の特徴とはどのようなものでしょうか?
ひとつひとつ詳しくみていきましょう。
判断を下すのが早い
ビジネスの現場において、判断の早さはとても重要です。
判断のスピードを速めるには、物事の優先順位を決めておくことが大切です。
「案件A>案件B>案件C……」というようにあらかじめ仕事の重要度を決めておけば、いざどれかを取らなければならないときにすばやく判断を下すことができます。
まずは、何を基準にして選ぶのかはっきりさせましょう。そして、複数ある基準に優先順位をつけていきます。
レスポンスが早い
レスポンスの早さも、仕事ができる人の特徴です。
レスポンスが早いと、仕事の話がサクサクと進み、仕事の進捗がスムーズになります。すぐできる仕事は後にせずにすぐ消化すれば溜まることもありません。
自分に置き換えて考えてみると、相手にメールを送って3分もしないうちに返ってきたら、気持ちよくありませんか? 逆に簡単な内容のメールの返信が2日後だったら、「面倒だったのかな」と思いませんか?
時間がなくてどうしても長いメールが打てない場合、よく考えてから返信したい場合には「現在多忙のため、○○日までには返信します」と送っておくだけでもかなり印象は変わるでしょう。
行動に移すのが早い
レスポンスに限らず、スピードは仕事のどんな場面においても大切です。
スピードを意識しながら仕事をしている人と意識していない人の差は時間が経てば経つほど大きくなっていきます。
アイデアはあってもなかなか行動に移せない人は「行動しない言い訳」を自分でつくってしまっている可能性があります。「この資料はまだ完璧じゃないから」や「今はまだ取りかかる時期じゃないから」など、行動できない背景にあるのは完璧主義や後回し癖です。
頭の中で考えつづけるよりも、とにかく手を動かし、不完全でもいいので叩き台となる成果物を作りましょう。
そして、その叩き台となるアイデアを同僚や上司と共有し、意見交換を重ねて洗練させていくほうが、仕事をずっと効率的に進めることができます。
計画的に行動する
計画性も仕事ができる人の特徴です。
まず仕事の「終わり」を思い描くことからすべてを始めるべきなのです。仕事の完成形がわかることで、どの部分が重要なのか、どのような順番で進めていくべきなのかという見取り図が描けるのです。
見取り図が完成したら、タスクをなるべく細分化し、細かくしたタスクひとつひとつに締切を設けます。細かな締切があることで「常に締切直前」という状態になり、適度な緊張感が生まれます。
ひとつひとつのタスクが小さいため、やる気が持続しやすくパフォーマンスの向上につながります。
時間の使い方がうまい
仕事には常に制限時間がつきまといます。どんなタスクにも必ず締切があり、好きなだけ時間を使うことはできません。
仕事を効率的にこなすには、時間をどうやりくりするかが求められます。
メールの返信などの小さなタスクは、会議が始まる前の待ち時間や移動中など、ちょっとした時間で片づけられますよね。スキマ時間中に小さなタスクをこなせば、空いた時間を大きなタスクのために割くことができます。
余裕をもって計画を進めることができ、成果の質を高めたりすることが可能になるのです。
人に仕事をお願いする
「仕事ができる人」に対して「仕事を1から10まで自分の力でバリバリこなせる人」というイメージを持っているかもしれません。しかし、「仕事ができる人」は何でも自分でやってしまう人とはかぎりません。
「適材適所」という四字熟語が示すように、各々が自分の役割をこなし、得意なことを活かすことができたとき、仕事は最も効率的に進んでいきます。仕事ができる人は、それを理解して行動しているのです。
仕事ができる人は自分が得意でないこと、自分がやるべきでないことを的確に見分け、同僚にお願いすることができます。結果として、優れた成果を挙げることができるのです。
同僚に仕事を頼めるコミュニケーション能力を持ち、成果を出している人は、仕事ができる人で間違いないでしょう。
身だしなみが整っている
身だしなみも仕事のパフォーマンスに深く関わっています。
身だしなみを整えることで、周りの人に与える印象が良くなるだけでなく、自分の気持ちを引き締めることができるのです。また何を着るかによって性格や能力に変化が現れるのです。
例えば、白衣を着ると「注意深さ」や「慎重さ」が増し、スーツなどのフォーマルな服を着ると「抽象的思考力」が高まることが実験によって判明しています。
あなたの周りにいる「仕事ができる人」を思い浮かべてみてください。多くの人は身だしなみが整っているのではないでしょうか。
きちんとしたあいさつができる
誰にでもあいさつができる人は、仕事ができる人の特徴です。
きちんとしたあいさつを行えば自分の印象を悪くすることがないからです。また誰にでもコミュニケーションをとれるきっかけにもなります。
あいさつによって、自分が無害で社会性のある人物だということを相手に理解してもらえるのです。動物と違い、人間の感情は内部に秘められているため、無言で顔を合わせるだけでは意思疎通ができません。
誰にでも積極的にあいさつができれば、仕事が円滑に進められる第一歩になるのです。
他者への気遣いができる
常に気遣いを忘れず「一緒に仕事をしていて心地いい人」と思われることが大切です。
人間関係が悪くなってしまうと、チーム全体の士気が落ちたり、コミュニケーション不足で仕事が滞ってしまったりなどの悪影響が生じかねません。
「相手の話を覚えておく」「相手の意見を否定せず、まずは受け入れる」など、相手のことを気にかけているというメッセージを態度や言葉で伝えることで、気持ちのいい人間関係を築くことができます。
気遣いができれば、自然と頼られる存在になるのです。
整理整頓している
部屋や職場のデスクなどの環境は人間の心理状態に深く関わっていることがわかっています。
部屋が散らかっている人は心に迷いが多く、綺麗に片づいている人は思考もスッキリと整理されているのです。
要るものと要らないものを自分の中ではっきりと区別し、必要最小限のものだけを置くことで、迷いや混乱の少ない生活や仕事ができます。
デスクや部屋の中に置くものをなるべく減らし、整理することを心がけましょう。
情報を収集している
仕事が出来る人には知識欲が旺盛な人が多いようです。
一流のビジネスマンほど、仕事に関わることばかりではなく、一見何の役にも立たないような知識を積極的に収集しています。
集めた知識は歴史や経済、科学や芸術など様々な分野で「教養」となっていき、人間としての器を大きく成長させてくれます。普段は手に取らないけれど、なんとなく興味が沸いた本を積極的に読んでみることで、違う気づきを得られるかもしれません。
「仕事が出来る人」を目指すには、とにかくいろいろな本を手にとってみましょう。
仕事が出来る人になるには
仕事ができる人になるにはまずなにが違うのか知る必要があります。考え方や行動をできる人のイメージ通りに行動できれば、周りからも仕事ができる人に見られやすくなります。
違いを覚えて、できる人の行動や考えを実践しましょう。
仕事ができる人とできない人の違い
周囲からの見え方
「できる人」
- 身だしなみが整っている
- 清潔感がある
- 笑顔が素敵
- ハツラツとしている(疲れていても決して表に出さない)
「できない人」
- 身だしなみが整っていない(髪がぼさぼさ、ヒゲのそり残しがあるなど)
- 清潔感がない(シャツがしわくちゃ、靴が汚れているなど)
- いつも不機嫌そうな顔をしている
- 疲れていることを隠さず、表情に出している
性格・考え方
「できる人」
- 真面目で誠実
- 前向きで明るい
- さっぱりしていて小さなことにこだわらない
- 人から受けた恩を忘れず、感謝する気持ちを持っている
「できない人」
- 不真面目・不誠実
- ネガティブで暗い
- 小さなことにこだわり、しつこい
- 人に助けてもらっても、その恩を忘れてしまう(感謝の姿勢がない)
仕事への取り組み
「できる人」
- 身の周りの整理整頓を心がけている
- 優先順位を考えて行動する
- 集中力が高く効率がよい
- 論理的に考える
- 全体を俯瞰して物事を適宜判断する
- 失敗から学び次に活かすことを考える
「できない人」
- 身の周りの整理整頓がいつも後手に回っている
- 仕事の優先順位を考えず、目先の仕事、簡単な仕事から手を付けがち
- 集中力が散漫で効率が悪い
- 行き当たりばったりで、思い付きで行動する
- 目先の仕事や課題に目を奪われがち
- 失敗をすぐに忘れようとし、次に活かそうとしない
コミュニケーションの取り方
「できる人」
- 挨拶をきちんとする
- 相手の話をよく聞く
- 報告・連絡・相談(ホウレンソウ)を行う
- メールなどのレスポンスが早い
- 相手を思いやり、常に気遣いをする
- 相手の期待に応えようとする一方、無理なことはしっかり断れる
- 社内外に積極的に人脈を作ろうとする
- 論理的に話をすることができる
「できない人」
- 挨拶をきちんとしない
- 相手の話を聞くより自分からしゃべることを優先しがち
- 報連相を怠りがち
- メールのレスポンスが遅い
- 相手を思いやる気持ちが足りない
- 少しでも困難そうと感じると相手からの依頼を断りがち
- 無理な仕事でも強く頼まれるときちんと断れない
- 自分から人脈を作ろうとしない
- 論理より感情を優先して会話をしがち
プライベート
「できる人」
- 仕事を忘れて趣味や遊びを思いっきり楽しめる
- 本を読んで新しい知見を増やしている
- 自分なりの情報源を持ち、常に最新の情報をキャッチアップしている
- スキルアップのための学習を積極的に行う
「できない人」
- 仕事のストレスや疲労をプライベートでも引きずってしまい、うまくリフレッシュできない
- 本を読むなどして新しい知識を得ていない、情報収集をしていない
- 家でゴロゴロする時間を優先しがち
仕事ができる人に共通している習慣
仕事ができる人に共通している習慣は、誰もが実践できる、人間としての基本的な行動です。規則正しい生活態度を見習って、仕事ができる人の仲間入りを目指していきましょう。
充分な睡眠をとる
ビジネスマンにとって、1日の終わりに脳を休ませる「睡眠」は、はつらつと仕事をするには不可欠な要素です。
睡眠不足だと、アルコール摂取時と同じくらい脳の機能が落ちてしまいます。集中力・注意力・判断力など、ビジネスに必要な能力のほとんどが低下するのです。
4時間睡眠を1週間続けた場合、認知機能が徹夜後と同じレベルまで落ちるのです。6時間睡眠の場合は2週間目に、徹夜後と同じ認知機能になっていまうのです。
睡眠不足は雪だるま式に蓄積し、長期的に脳の機能をむしばんでいくのです。「あと1時間だけ」とついダラダラ夜更かししてしまうとその睡眠不足はしだいに大きな負債となるのです。
日々の仕事を充実させるためには「どんなに遅くなっても0時までには寝る」というように決め、無駄な夜更かしは控えましょう。
また、寝る前にはスマートフォンを使わずブルーライトを避ける、ストレッチや入浴で身体をリラックスさせるなどして、なるべく質の高い睡眠を確保しましょう。
「寝る間も惜しんで頑張る」という価値観を捨て、毎日充分な睡眠時間を確保することが、仕事が出来る人になる第一歩です。
早起きして朝食をしっかり食べる
朝早い時間に起きる習慣のある人は、時間ギリギリまで寝ている人に比べ年収が高い傾向にあることがわかりました。仕事が出来る人になりたいのなら、起床の時間を早め、余裕をもって朝の時間を過ごしましょう。
「朝活」という言葉が一般に浸透したように、最も脳の疲労が少ない朝の時間帯は、勉強をするにも仕事をするにも最適です。
アイデア出しや問題解決のようなクリエイティブな物事が捗りやすいのです。たとえば前日の夜には解けなかった問題に、朝に再チャレンジしたところ、嘘のように解けてしまった、ということも起こると言います。
朝に目覚めたら、まずカーテンを開け、たっぷりと日光を浴びましょう。日光の刺激によって脳が覚醒しますし、メラトニンというホルモンの分泌が促されることで、その日の夜の眠りの質が高まります。
そして起床時間を決めたらなるべく固定し、毎朝同じ時間に起きることを心がけてください。睡眠や食事など生理的な活動のリズムが崩れることは、大きなストレスになります。
平日はいつも7時に起きるけれど、休日になると昼まで寝てしまう……、ということはありがちですが、なるべく避けるようにしましょう。
また、高年収の人ほど朝食をしっかり食べる傾向も認められたそうです。
朝食を食べることで脳にブドウ糖が供給され、脳が目覚めた状態で元気に仕事に向かうことができます。
朝ごはんを食べないと、昼食を食べたときに急に血糖値が上がることになるため、昼休み明けに眠気に襲われ仕事のパフォーマンスが下がってしまう恐れがあります。
仕事が出来る人になるには、朝は早く起き、必ず朝食をとる習慣をつけましょう。
身体を鍛える
出来るビジネスパーソンの多くは、運動をして身体を鍛える習慣を持っていると言われています。
運動には頭脳を明せきに保つ効果があるのです。そして運動にはストレス解消効果もあります。
さらに、身体を鍛えて筋肉量が増えるほど、ストレスに対する耐性そのものが高まることもわかっています。どうも精神的に打たれ弱い……とお悩みの方は、身体を鍛えてみるのもひとつの手かもしれません。
運動の内容は腕立て伏せやスクワットなど通常の筋力トレーニングで構いません。
まずは少しでも身体を動かす習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。
プライベートを大事にする
「仕事が出来る人」を目指すにあたって見落としがちなのが、プライベートの重要性です。
仕事が出来る人というと「四六時中仕事のことばかり」というイメージがあるかもしれませんが、実態は違います。仕事とプライベートの境目があいまいになると、脳の休む暇がなくなり、ストレスや疲労が溜まって仕事のパフォーマンスが落ちてしまうのです。
仕事を頑張ることは大切ですが、頑張りすぎることはむしろ逆効果です。オンとオフを明確に切り替えるよう心がければ、オンのときにはシャキッと集中し、オフのときにはしっかり休むことができるようになります。
プライベートの時間を確保するには、まず仕事を家に持ち帰らず、オフィスで完結させることから始めましょう。「仕事ができる人の特徴」として紹介した計画性やスピード感を意識し「どうすれば時間内に仕事が終わるか?」と常に考えながら仕事に取り組んでください。
またオフの時間には、できれば1日1時間くらいはネット環境を絶ち、仕事関係の連絡に煩わされない時間を作りましょう。仕事の連絡が来るかも、と頭の片隅で思っていると、完全なオフモードになることができないのです。
なるべく仕事のことは考えず、料理やストレッチなど、リフレッシュになる感覚的な活動に時間を割くようにしましょう。
仕事が出来る人とは、仕事もプライベートも同じくらい大切にする人なのです。
まとめ
仕事ができない人はできない特徴(理由)と仕事ができる人の特徴を理解したうえで、できる人に近づけるように真似をしていきましょう。
仕事ができる人とできない人の差はわずかです。そのわずかの差を埋めるために、仕事ができる人が実践している習慣を見習っていきましょう。
職場のやり手の人を見つけて、積極的にその人と関わりましょう。仕事のやり方そのものを教えてもらってもいいですし、見て学んで体得していくのも良いでしょう。
できる人と行動をともにしていると、自然と自分も仕事ができる人間になれるはずです。
できる人のやり方を真似して、自分のスキルとして積極的に取り入れて実践しましょう。