朝活とはどのようなものかご存じですか？
朝活は高年収な人や仕事ができる人が実践しているほどの人気を誇っています。
朝活を習慣にしてどうなるのか？朝活で得られるメリットや具体的になにをすればいいのかなどご紹介します。
朝活とは？早起きと何が違う？
朝活とは文字通り「朝に活動する」という意味であり、会社や学校に行く前に早起きで得た時間を何かしらの活動をして有効活用することです。
早く起きるだけで何もせず無意味な時間を過ごすのはただの早起きです。早起きをして作った時間を有意義に過ごすことが朝活なのです。
朝活のメリット
なぜ早起きしてまで朝活をおこなうのか。
それは朝活には多くのメリットを得ることができるからなのです。朝活で得られる主なメリットをいくつかご紹介します。
生活習慣が良くなる
毎日決まった時間に起きて寝るというのは良い生活習慣には非常に大切です。
朝起きて、太陽光を浴びることで脳内物質であるセロトニンの分泌が活発になることで、精神が安定し、自律神経が整うのです。それにより疲労やストレスに強くなります。
早く起きた分、寝るときは早めに眠気に襲われるので自然に早寝してしまいます。
早寝早起き病知らずという言葉もあるので、健康にとても良い習慣になります。
時間を有効活用
朝活の一番のメリットとも言えるのが、「時間を有効活用できる」という点です。
朝早く起きることで時間に余裕ができる上、気分もリフレッシュしているため、趣味なども活発に取り組むことができます。
朝、ギリギリまで寝ていたら時間に余裕がなくなってしまい、朝からドタバタで疲れてしまいますよね。
時間に余裕を持つことで疲れやストレスを軽減できるのも大きなメリットです。
集中力アップ
人の脳は1日のうちでもっとも集中力が高まるのは起床後の「朝」です。寝る前の夜に比べて朝は作業効率が8倍も上がるのです。
なぜかというと起床後は睡眠で脳の疲労がない状態なので、疲労が溜まっている夜に比べてとても集中できるようになるからなのです。
成功した起業家や有名なCEOは早起きをして、仕事や趣味などを朝におこなっているぐらい有意義な時間になるのです。誰よりも早く出勤をして仕事に朝の集中時間を使っている人もいるのです。
昼から夜にかけて集中が持続しにくくなるので、集中したい事があれば朝におこなうと効率もよく邪魔されにくいのです。
ダイエット効果
早寝早起きの習慣が身につけばダイエット効果もあるのです。
人は目覚めると同時に交感神経の働きが活発化します。交感神経の働きで朝の時間帯は消費されるエネルギー量が多くなり痩せやすいのです。
さらに交感神経が活発になる朝に軽い運動を取り入れるだけでよりエネルギーが消費されるためとてもダイエット効果を得やすいのです。
また自律神経を整える効果も期待できるので太りにくくなるメリットもあるのです。
朝活のデメリット
たくさんのメリットがある朝活ですが良いことばかりとは限りません。
何事もそうですが、良いことの半面悪いことも起きるようになっています。朝活にはどういったデメリットがあるのか、その点について見ていきましょう。
睡眠不足により眠くなりやすい
朝早く目を覚ましたことで、眠気が取れずに1日中ぐったりしてしまうというものです。
早起きに慣れていなかったり、寝る時間がバラバラだと眠気や疲労が残りやすいのです。
寝不足で疲れやすいですし、早めに寝ても疲れが取りきれず朝になかなか起きれない事があります。
眠いので集中力も発揮できず、仕事や勉強にとってはまったくの逆効果になります。
早めに就寝する必要がある
朝活は普段よりも早く起きる必要がありますから、夜に寝る時間も早める必要があります。
早起きして遅寝をしていたら、寝不足で朝起きれなかったり、朝活できるほど体力が回復していない場合があるのです。また集中できる時間も短くなるので朝活のメリットがなくなるのです。
早めに就寝しなければならないので、夜更かしや付き合いなども制限されるため、いつも夜にしていたことができなくなりストレスとなってしまいます。
就寝時間は普段と変わらないままで、早起きして朝活をおこなってしまうと体にかかる負担が大きすぎるのです。
朝活＆早起きを習慣化するためには
朝活は続けてこそ意味のある活動です。
しかし言葉で言うほど早起きは簡単ではありません。習慣化するためにはどうしたらいいのかご紹介します。
寝る前の習慣を見直す
朝活をスムーズに運ぶには、睡眠の時間や質が重要になります。
質の悪い睡眠で疲れがとれていないと朝活するだけで疲れてしまい、昼や夜は集中すらできなくなります。
睡眠の質を良くするためには、「就寝3時間前には食事をすませておく」「就寝2時間前に入浴する」「就寝1時間前に部屋を暗くする」「寝る前にTVやスマホを見ない」といった習慣が挙げられます。
寝る前の習慣を見直し、質の良い睡眠がとれれば朝が辛いことが無くなり、充実した一日を過ごすことができます。
起きる時間だけでなく寝る時間を意識する
早起きするためには、起きる時間を早めるだけではなく合わせて早寝をするのが大事になります。
早寝して十分に睡眠時間がとれれば自然に朝早く目を覚ますことができます。
早く寝なければならないとデメリットでいいましたが、遅寝早起きでは体にとても負担がかかるので朝活を継続しにくくなってしまいます。
適度な睡眠時間であれば早寝早起きが自然に習慣しやすくなりますし、健康にとても良いのでなるべく早く寝てしまいましょう。
睡眠負債の発生を防ぐ
睡眠負債が生じないような無理のない睡眠時間（7時間前後）を設定し、継続し続けることが重要になります。
短時間睡眠により日を追うごとに睡眠不足が溜まっていくことを睡眠負債といいます。一日だけ寝だめをしても睡眠不足は解消できず十分な睡眠時間を継続して取らなければ負債は清算できないのです。
適度な睡眠時間を確保して決まった時間に寝て起きるを習慣化しなかった場合、疲れやすい、寝てもすっきりしないなど一日中どんよりとしてしまいます。
自分に合った睡眠時間を確保することで、眠気や疲労を蓄積しないようにできます。
体を目覚めさせる行動を取る
せっかく早起きしても、カーテンを閉め切った部屋では身体は起きたと認識してくれないので行動する必要があります。
身体を目覚めさせるのに重要なのは「日光を浴びる」ことです。
日光を浴びると睡眠ホルモンのメラトニンの分泌がストップし、覚醒を促すセロトニンが分泌される為、眠気を抑制し交感神経が活発になるのです。
目が覚めても動かなければ、そのまま二度寝をしてしまいます。目が覚めたらすぐに行動しましょう。
おすすめの活動について
朝活のことはわかったけど具体的にどのような活動をすればいいのか。
ここでは朝活におすすめしたい主な活動をいくつかご紹介します。
自分に合った継続できるものを選びましょう。
勉強
朝活で勉強というのは非常に理にかなった活動ともいえるでしょう。
起床後は脳の疲労もしっかり取れて集中力も高まっている状態ですので、勉強もはかどりやすいです。
夜に比べると疲れていない、早朝で誰にも邪魔されることがないので集中できます。
勉強する時間が欲しい人は朝活として行いましょう。
読書
読書は他のことに比べたら、習慣にもしやすいのでおすすめです。
頭もすっきりして気分に余裕があるため、ゆっくり本に浸ることができます。
興味がある本をリラックスして読むことができるので、体の負担もなく飽きずにできます。
知識になる本を読めば、とても良い習慣となります。
趣味
多くの人がもっとも確保したいのが、趣味に費やす時間でしょう。
朝におこなえば集中してより没頭できます。
夜に睡眠時間を削ってまで趣味に没頭する人もいますが、これでは健康や生活習慣に悪影響を及ぼし、仕事や勉強にも支障が出てしまいます。
仕事や勉強より、趣味が優先という人にはおすすめです。
副業
副業を持っている人は集中できる朝がおすすめです。
朝であれば邪魔されることなく効率よく作業に専念できます。
副業を夜や帰宅後におこなうのが多いと思いますが、用事があったりすると時間の確保が難しいですよね。本業後の疲れた後では、なかなか効率が上がらないという難点もあります。
副業の効率化にもなりアイデアも思いつきやすいので朝活にしましょう。
運動
せっかく早起きしたのだから運動不足解消やダイエットしたいという人は運動がおすすめです。
朝に運動することで目覚め効果や体調維持に抜群の効果があります。
朝は交感神経が活発になるので運動でダイエット効果がアップします。血流も良くなるので日々の蓄積された疲労やストレスも解消でき、寝付きも良くなります。
メリットでも説明しましたが自律神経も整うので、痩せやすく太りにくい健康な身体になれるという数多くのメリットが運動にはあります。
仕事のタスク整理
タスク管理は仕事前にしておくのが重要なので朝活におすすめです。
起床後は集中力が高い状態なので、仕事の流れを見直すことでやるべきことがすっきりと整理できます。
全体の仕事を見直してみると、仕事の道筋が明らかすることでその日の働きを効率的にできます。仕事の優先順位などが混乱したままでは、ミスを発生させてしまいます。
朝にタスク管理をおこなえば、時間や仕事に対して余裕を持ってできるので心身の負担が軽減できます。
まとめ
起床後の時間を有効活用し、自分のしたいことを効率よくおこなえるのが朝活の大きな特徴です。朝早くに起床するというのは、多くのメリットをもたらします。
いきなり実践しようと思うとハードルが高いので朝活は無理のない範囲で行うことが大切です。デメリットを理解していても朝活に強いストレスを感じたり、起きるのがつらい人は睡眠の見直しから始めてみてください。
朝活で自分磨きをしたり、仕事の時間に使えば、スキルアップや作業の効率化につながります。自分を高めたい人や仕事で成功し収入をアップしたい人は朝活を取り入れてみてください。
朝活は習慣化することに意味があるので、毎日ちょっとずつできることを実践してみましょう。
